FIREするための5つのステップ|50代が実践した「自由への道筋」を公開

「FIREって、なんとなく憧れるけど、何から始めればいいかわからない」

そう感じている方は多いと思います。かつての僕もそうでした。

「早期退職して自由に生きたい」
という漠然とした憧れのようなものはあっても、具体的に何をすればいいかが見えなくて、ただの夢だと思っていました。

ただ、具体的に情報を集めて、自分でも調べてみると、案外難しくないことがわかりました。

今回は、僕が実際にサイドFIREを実現するまでに歩んだ道のりをもとに、FIREを目指すための5つのステップの全体像についてお伝えします。
「見える化」することで、ゴールまでの道筋がぐっと明確になるはずです。

目次

FIREへの5ステップ全体像

まず、全体の流れを把握しておきましょう。

STEP
ライフプランを作成する

どんな未来を生きたいか
いつごろまでに、どんな生活をしたいのか

STEP
必要な生活費と資産を計算する

数字でゴールを定める
生活費を割り出して、FIREするために必要な資産がいくら必要なのか

STEP
家計管理・固定費を見直す

家計管理は基本中の基本。
無駄な固定費を洗い出すことは、お金を増やすより簡単で効果大

STEP
投資をする

お金に働いてもらう
生活費ともしものときのための現金以外は、すべて投資へ
ただし、リスクは極力減らす

STEP
収入を増やす

FIREを加速させる
投資にまわせるお金をさらに増やす
お金を生み出すことができれば、FIRE後もより安心できる

この5つは必ず順番通りにやるというものではありません。

例えば、僕自身も、「フルFIREしたいけど資産が足りない、ならサイドFIREで計算し直そう」「時間がかかりすぎるから、生活費をもう少し削れないか」と何度もSTEP1と2を行ったり来たりしながら少しずつ固めていきました。

大事なのは、この5つを意識しながら動き続けることです。

STEP 1 ライフプランを作成する

FIREに向けて最初にすべきことは、「どんな未来を生きたいか」を言語化することです。

漠然と「早く仕事を辞めたい」と思うだけでは、何も動けません。

  • いつFIREしたいか(40歳?50歳?)
  • どこで暮らすか(都市?地方?海外?)
  • FIREしたら何をするか(旅?趣味?)
  • 労働は続けるか(フルFIRE?、サイドFIRE?)

この4つをざっくりと決めるだけで、必要な準備の方向性が見えてきます。

僕の場合は、「完全に仕事を辞めるフルFIREは資産的に厳しい。週に数時間だけ収入を得るサイドFIREの形がちょうどいい」という結論に至るまで、何度もシミュレーションを繰り返しました。

ライフプランは「完璧に決める」必要はありません。
まず大まかな方向性を決めて、次のステップで数字と照らし合わせながら修正していきましょう。

STEP 2 必要な生活費と資産を計算する

ライフプランの方向性が見えたら、次はFIREに必要な資産額を具体的に計算します

FIREの世界でよく使われる計算式があります。

必要資産額 = 年間生活費 × 25倍

これは「4%ルール」と呼ばれるもので、資産の4%を毎年取り崩して生活しても、長期的に資産が枯渇しにくいという考え方に基づいています。

計算例

月の生活費年間生活費必要資産額
15万円180万円4,500万円
20万円240万円6,000万円
25万円300万円7,500万円

サイドFIREの場合は、副業や配当などで一部を賄うため、必要な取り崩し額が減ります。
たとえば「月20万円の生活費のうち、5万円は副業で稼ぐ」なら、投資資産からの取り崩しは月15万円。必要資産額は4,500万円に下がります。

この計算をSTEP 1のライフプランと照らし合わせながら、「今の生活費で本当にいいか」「もう少し削れないか」「FIRE時期を少し遅らせたら楽になるか」と行ったり来たりしながら、現実的な数字に落とし込んでいきましょう。

STEP 3 家計管理・固定費を見直す

必要な資産額が見えたら、次は投資に回せるお金を作ることです。

収入と支出の差額が、そのまま「投資に回せる金額」になります。支出を減らすことは、収入を増やすのと同じ効果があります。しかも、節約は今すぐできる

まずは家計の見える化から

家計簿アプリ(マネーフォワードMEなど)を使って、現在の支出を把握しましょう。
「なんとなく使っている」状態では、削れるものも削れません。

固定費の見直しが効果大

毎月必ず発生する固定費は、一度見直すだけで毎月ずっと効果が続くのでコスパが高い。

  • 通信費:格安SIMに乗り換えるだけで月3,000〜5,000円削減
  • 保険:不要な保険を解約・縮小
  • サブスク:使っていないサービスを解約
  • 住居費:賃貸なら交渉、持ち家ならローンの借り換えを検討

僕はこの見直しだけで、月に3〜4万円の投資余力を生み出すことができました。
固定費は「一度削れば継続的に効く」という意味で、最初に手をつけるべき最優先事項です。

STEP 4 投資をする

家計管理で投資余力が見えてきたら、すぐに投資を始めることをおすすめします。

「もう少し余裕ができてから」と待っていると、時間という最大の武器を失います。
投資は時間をかけるほど、複利の効果が大きくなります。

まずはNISAとインデックス投資から

FIREを目指す人にとって、投資の基本はNISA×インデックスファンドの組み合わせです。

  • NISA:運用益・配当が非課税になる国の優遇制度
  • インデックスファンド:市場全体に分散投資できる、低コストのファンド

毎月一定額を積立てるだけでOK。難しく考える必要はありません。

リスクを分散

「投資」という言葉にはいろんな罠が仕組まれていることも少なくないので注意が必要だし、あまり欲を出しすぎると痛い目に合って、場合によっては何年も時間をロスしてしまうことになるかもしれません。

そういう意味でも、インデックスファンドは分散投資ができるため、長期投資するには最適でしょう。

資産が増えてきたら選択肢を広げる

積立投資で資産が育ってきたら、高配当株を組み合わせて「配当金で生活費の一部を賄う」仕組みを作ることも検討してもいいかもしれません。
サイドFIREを実践している僕は、インデックス投資と高配当株を組み合わせて、資産の成長と定期的なキャッシュフローの両立を図っています。

STEP 5 収入を増やす

ここまでのステップで「支出を減らして、投資に回す」という基盤が整いました。

次はFIREをさらに加速させるために、収入を増やすことを考えます。

収入を増やすのは、節約や投資を始めることに比べて難しく、時間がかかります。

収入アップの3つの選択肢

① 今の職場で昇給を目指す

転職や副業の前に、まず現在の職場でできることを考えましょう。

自分に合った職場で、成長を感じることができるようであれば、腰を据えて取り組むといいでしょう。

評価制度を理解して、戦略的に昇給を狙う。
昇格したり、資格取得による昇給だったり、地道ですが、自分の成長にもつながり、リスクがなく確実です。

② 転職する

今の職場に昇給の見込みがなければ、転職も有力な選択肢です。

同じスキルでも会社が変わるだけで年収が大幅にアップするケースは珍しくありません。
転職活動は時間とエネルギーが必要ですが、リスクはないので、自分の市場価値がどれくらいあるのかを知るだけでもメリットは大きいです。

そもそも給料に満足していても、合わない職場だと、長く続けることに不安があるかもしれないので、長く働ける職場かどうかも見極めたほうがいいでしょう。

③ 副業で収入源を増やす

副業は、FIREを目指す上で非常に相性がいい選択肢です。

本業を続けながら別の収入源を作っておくと、サイドFIREへの移行もスムーズになります。
ブログやライティング、せどり、不動産など、自分のスキルや興味に合ったものを選びましょう。

僕自身、ブログとYouTubeと不動産を複合的に取り組んでいて、それぞれは小さな金額ですが、合わせると十分な収入になります。

まとめ:まず「見える化」からはじめよう

5つのステップを振り返ります。

  1. ライフプランを作成する(どんな未来を生きたいか描く)
  2. 必要な生活費と資産を計算する(ゴールを数字で定める)
  3. 家計管理・固定費を見直す(投資余力を生み出す)
  4. 投資をする(お金に働いてもらう)
  5. 収入を増やす(FIREをさらに加速させる)

大事なのは、完璧を目指さなくてもいいから、まずは情報を集めて、自分でやってみること。

そうすると、「漠然とした夢」が「具体的な計画」に変わり、FIREへの道が一気に現実味を帯びてきます。
僕がそうだったように。

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